私たちの住んでいる自治体は、以前、節水対策で食器洗い乾燥機を購入すると自治体から2万円の補助金が出ていたことがありました。私は手荒れがひどく、自宅では食器洗い乾燥機を使用していましたが、義実家にはありませんでした。
食器洗い乾燥機を購入
義実家へは月に数回、訪れていました。
義実家に行くと数日分の作り置きをして帰ることが多かったので、到着するとまず台所の洗い物を片付け、作業スペースを確保することから始めます。
大抵、食べた後の食器が残っていたからです。
義実家から帰ると毎回手荒れを悪化させているのを心配した夫が、義実家にも食器洗い乾燥機を置こうと言ってくれ、私たち負担で購入することに。
自治体からの補助金も、あと半年でなくなるという時期だったので、必要ないという義両親を説得し
設置しました。
補助金申請に必要な手続き
補助金の申請には設置後の写真の添付などが必要だったため、工事に立ち会い、利用方法を義母にレクチャー。
写真を撮り申請書を記載、補助金申請手続きもすべて私たちが行いました。
ただ、返金先口座は私たちの口座ではダメなので、所持者である義両親の口座を記載してもらい、書類提出を行ったのでした。
音沙汰なしで確認
補助金の支給は2~3か月後ということだったので、
「そろそろ返ってきましたか?」と何度か義母に確認しましたが、
「まだ」とのこと。
あまりに遅いので、「自治体に確認しようか」と夫に相談すると、驚くべき返事が返ってきました。
「実は母から『補助金の入金はあったが、生活費が厳しいので使ってしまった。補助金は返せない。』と言われた。もうお金は返ってこないんだ。申し訳ない」
と謝る夫に疑問が浮かびます。
義実家の生活費が厳しい?
つい先日も、義父はゴルフに行ったと話をしていたのに??
泣き寝入り
結局、私たちの負担は諸経費込みでの食器洗い乾燥機の値段6万円超え。
何もせず食器洗い乾燥機をゲットした義両親は2万円の儲けという結果に。
買おうと言ったのは私たちだったので文句も言えませんが、息子夫婦の出費を何とも思わない義両親に驚いた出来事でした。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。