好意を寄せていた人からの突然の連絡に、心躍ったことはありませんか。昔気になっていた人からの久しぶりの連絡に、ノコノコ出かけていったらとんでもない目に遭った……。そんな体験を友人が聞かせてくれました。
大学時代の淡い恋心! 彼との思い出
私には、大学時代に好意を寄せていた男性がいました。彼とは帰る方面が同じだったので、よく一緒に帰っていました。
彼は電車でうとうとすると肩にもたれかかってくることがあり、私はそのたびにドキドキ。そして私はまったく興味がないのに、彼の趣味に付き合って渋谷のレコードショップに行ったり、家のDJセットを見せてもらったりしていました。
思わせぶりな態度が多かった彼ですが、私も「告白されたら付き合うが、自分から告白するほどではない」という感じでした。一緒に買い物に行くし、私に合わせて帰りの電車を待っててくれたりもしましたが、その後発展することはなく……。
そしてどちらからともなく、連絡をとらなくなりました。
37階の夜景と意外な展開! 忘れかけた恋心の行方
社会人になって、そんな過去のことは忘れていたころのこと。ある日突然、彼から連絡がありました。「今更何の用だろう?」という思いもありましたが、うれしい気持ちのほうが大きかったです。
久しぶりの連絡にうれしく思い、呼び出された場所は新宿のビルの37階。昔のことを思い出しながら上るエレベーター。そこには見たこともないような夜景が広がっていて、私はすごいところに来てしまったという感覚でいました。素敵すぎるお店に誘ってくれたことに、私は浮かれていました。