しかし自己中すぎる態度のせいで辛い目に遭わせておきながら、いざ注意されると『私も意地悪された!』と被害者ぶる厄介な義母もいるようで......。
筆者の友人A子に聞いた義母エピソードをどうぞ。
嫁いびり
私は最近までずっと、義母からの嫌がらせに耐えてきました。
義母は夫のことが大好きで、過保護に思えるほど。
そんな義母にとって私は『大事な息子を奪った女』らしく、ずっと敵対視されてきたのです。
結婚の挨拶をしに行ったときから、私だけお茶はもちろん座布団すら用意されておらず、まったく歓迎されませんでした。
その後も私を【いない者扱い】する義母。
義母「みんなでケーキ食べましょう♪」
夫「A子の分がないけど?」
義母「いたのね、気づかなかったわ~これ以上肥えても困るしいらないでしょ?」
そのたびに夫や義父が注意するも、義母が理不尽な嫌がらせをやめることはありませんでした。
夫が注意すると?
息子が生まれてから、義母の意地悪っぷりはエスカレート。『嫁はいらないから息子と孫だけ我が家においで♡』と平気で私に言ってくるほどでした。
そんな義母の私への態度に、ついに夫がブチギレてくれたのです。
「さすがに失礼すぎる」
「A子に謝れ!」
「態度を見直さない限り実家には帰らない」
すると、息子と孫ラブな義母はいつものように上面だけで謝るかと思いきや......。
人のせいにするな!
「だって私だって辛い思いしたのに!」
「お義母さんに長年意地悪されたのよ!?」
『義母からの嫌がらせに耐えてきたから私も嫁に意地悪していい』という理不尽すぎる主張をしてきたのです!
これには私はもちろん、夫も義父も呆れ果てるしかありません。
「自分がされて嫌だったくせにA子に同じことをするのか?」
「人として尊敬できない」
「反省するまで実家には帰らない」
そう夫が一喝して、息子を連れて私たち夫婦は義実家を後にしました。
その後
その一件の後も、義母は『私は悪くない』『私も辛かった』と謎アピールを続けるだけで謝罪する気はゼロ。
そのため今は義父だけを我が家に招いて、息子をかわいがってもらっています。
義母はその間『1人だけ仲間外れで辛い!』と愚痴っているそうですが、考え方を改めない限り、息子に会わせないことはもちろん私も会うつもりはありません。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。