今回は筆者の友人Yから聞いた、反抗期真っ盛りの息子さんとのエピソードです。
あんなに可愛らしかった息子が……
私(48歳)の息子は、絶賛反抗期中の中学2年生。
「小学校まではママ、ママってニコニコしてあんなに可愛らしかったのに……」といつも周囲に愚痴をこぼしていました。
ああ言えばこう言う、すぐ怒っては家族に八つ当たり。
話しかけるたびにイライラする息子へどう接したらいいのか分からず、結局私もイライラと接してしまうという悪循環な日々を送っていました。
私「あんたはなんでそんないつもいつもイライライライラして! 反抗期だからってどんな態度してもいいと思うな!」
息子「お母さんだっていつも更年期でイライラするって言ってるじゃん! なんで更年期は許されて反抗期は許されないんだよ! 理不尽だ!」
私「その通り!」
私と息子「爆笑」
戦いの末に……
それから友人は反抗期の息子を理解するように心がけ、息子さんも少し話し方がマイルドになったそう。
ホルモンの低下VS成長ホルモンの戦いは一旦休戦を迎えたようです。
息子の反抗期に悩んでいた友人Yでしたが、まさか自身の更年期を引き合いに出されるとは思わなかったようで、思わず賛同してしまったようです。
最後は久しぶりに2人で大笑いし、お互いに接し方を見直したようで、なんだかほっこりとするエピソードでした。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。