普段家でする食事もよいですが、やはり外食に出かけるとテンションが上がりますよね。それがなかなか行けない高級レストランや料亭だったらなおさらのこと。しかし、舞い上がって周囲が見えなくなるのは避けたいことです。今回は筆者と倹約家な父とのエピソードをご紹介します。

倹約家な父の誕生日

私の父はよく言えば倹約家。悪く言えばケチな性格です。

母が日用品を購入してきた際も、いちいち「安いスーパーがあるぞ!」「ポイントが倍の日にまとめ買いしたら?」などと口出しするほどで、普段外食はほとんどしていないようです。

そんな父の誕生日には毎年「自分では絶対買わないだろうな」といったプレゼントを贈るのですが、今年は外に連れ出し食事をプレゼントすることに。

高級レストラン

私が父の誕生日に選んだお店は、父が自分でお金を出して行くことはないであろう価格帯のイタリアンレストラン。

父は初めてのイタリアンレストランで興奮した様子です。到着するとスマホを取り出し外観、内装、一品一品の料理を写真に収め始めました。

喜んでくれているのはよいのですが、父は写真を撮るためにいちいち立ち上がって、さまざまな角度から何枚も何枚も撮影。

落ち着いた雰囲気のレストランのなかで、父の写真撮影はかなり目立っていて、正直浮いていました。