友人のA子の話です。
A子には公立高校3年生のN美という娘がいます。N美は地元の国立大学を目指し受験勉強を頑張っていました。ある日、隣のクラスの友人に私立大学の指定校推薦枠があることを聞き、情報収集を行うと驚くべき行動に……
A子には公立高校3年生のN美という娘がいます。N美は地元の国立大学を目指し受験勉強を頑張っていました。ある日、隣のクラスの友人に私立大学の指定校推薦枠があることを聞き、情報収集を行うと驚くべき行動に……
発見は締切当日
N美の通う高校は国公立推しだったためか、N美のクラスでは担任教師から指定校推薦枠の話はありませんでした。
しかし、隣のクラスでは担任から話があったと、友人が情報を教えてくれました。
担任が用紙を見ながら話していたと聞いたので、N美が自分のクラスの掲示板を探してみると、ひっそりと端の方に貼られているのを発見。
内容を確認すると、申し込み期限は今日。
一瞬悩みましたが、勉強に疲れていたN美は、受験勉強から解放されるという気持ちが勝り申し込み用紙を記載、担任に提出し、帰途につきました。
相談もなく勝手に提出するなんて
帰宅したN美は、A子に指定校推薦枠の申し込みをしたことを報告。
「地元の国立大学を受験する予定だったのに、都内の私立大学!? かかる費用も全く違うけど!?」
親に相談なく勝手に申し込みをしたことにA子は激怒。
2人は言い争いになりました。