「普通でいなくちゃ」そんな気持ちを抱えたことはありませんか? 筆者の知人Aさんは、みんなと同じが安心と考え周囲と必死で合わせながら生きてきたそうです。そんなAさんですが、子育てをしてみて「もっと自由に自分らしく生きてよかったんだ」と思えるようになったそう。Aさんが子育てを通じて得た学びとはどのようなものだったのでしょうか。
当たり前に受け入れられる息子
しかし、Aさんの心配をよそに息子は周りに馴染み受け入れられていきました。昔とは価値観も変わり多様性が認められる世の中になったということもあってか、可愛らしいものが好きな男の子でも当たり前だとみんなが思っているようでした。
Aさんはそんな息子の様子を見て、これまでの認識を改めます。たとえ一般的な男らしさに当てはまっていなくても、世界には息子らしく生きる息子を受け入れてくれる人もいるのです。
この先、大きくなっても息子には普通にとらわれず、自分らしく生きていってほしいとAさんは思うのでした。
過去の自分へ「もっと自由に生きてもいいんだよ」
Aさんは子育てを通じて、過去の自分にもメッセージを送りたい気持ちになったといいます。それは「もっと自由に生きてもいいんだよ」ということ。
人の目を気にしすぎて、自分らしさよりも人と違わないようにと必死で合わせながら生きてきたAさん。必死に頑張っていた自分を抱きしめてあげたい気持ちだとAさんは語ります。
自分らしく自分の好きなものをもっと愛して生きてもよかったんだということに気がついたAさん。母となり30代になりましたが、今からでも遅くはないと、これからはどんどんやりたいことをやってみるんだそうですよ。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。