筆者の友人A子さんは、自他共に認めるスイーツ好きなのですが……。
まさかすぎる体験に、こんなのドン引きしちゃうかも。
雨降る中、新作ドーナツを目指してワクワク♪
A子さんがドーナツ屋さんに行った時の出来事です。
地元でも人気のお店なので、店内にはすでに行列が出来ていました。
その時A子さんの前には約10組ほどお客さんがいて、A子さんは最後尾に並ぶことに。
新作目当てだったのですが、もちろん来たからには他のドーナツも購入予定!
並びながら何を買うか考えていると、突然後ろから子連れ親子に声をかけられたのです。
子どもを預かるの!? 一瞬でも怖いんですけど
子どもは3歳くらいの子で、「駐車券を取り忘れたから戻りたいが、雨で連れて行くのが大変。だから、一瞬だけ子どもを見てもらえないか?」とのことでした。
その日は大雨で、確かに駐車場も少し離れているお店。
行ったり来たりするのは、やはり子連れだと大変なのかもしれないと思いました。
また、最後尾にいたA子さんに頼みやすかったのかもしれませんが、相手は見知らぬ子。
戸惑いましたが、押しの強さに負けて思わず了承してしまったのです。
そうして子どもと一緒に列に並んでいたのですが……。
凄い力で脱走しようとするんですが!?(汗)もうどうしよう!
見知らぬ子どもはすぐに列から離れようとするので、手を繋ぐしかありません。
手を繋いでも嫌がって抜け出そうとするし、気が気ではありませんでした。
しかもどんどん列は進んでいくのに、一向に親が帰ってこないのです。
「もしかして戻ってこないのでは?」なんて不安もよぎる中、ついにA子さんの番が来ました。
逃げようとする子どもを両手で押さえながら注文し、お金を支払うのは一苦労。
購入後はドッと疲れたのですが、とりあえずレジから離れて子どもと待機することにしました。
それから数分すると親が戻ってきて、ホッと一安心したのも束の間。
A子さん達を見て、親はとんでもない発言をしたのです!
本当に疲れたし、ありえなさすぎて言葉が出ない……
「え!? もう列から出てるじゃん! ありえないんだけど!!」
と、何故か不貞腐れながら大激怒。
なんとその親は、子どもも一緒に並んでいたのだから、順番的にA子さんの次にドーナツを買えたはずなのに! と怒っていたのです。
A子さんにちゃんとお礼も言わず、不機嫌になった親は子どもの手を引いてまた列に並んでいきました。
ずっと「すぐ買えたはずなのに」「普通に考えたら分かるでしょ」などとブツブツ言いながら……。
そもそも一瞬でも見知らぬ他人に我が子を預けたことが、A子さんにとっては考えられない出来事なのです。
あまりの図々しさに、ただただドン引きしてしまいました。
まとめ
正直に周りに助けを求める事が出来るのは良い事ですが、周りの人は子守要員ではありません。
子どもを連れて行くのが大変だったのもわかりますが、子どもに何かがあれば、全ては親の責任。
酷い場合だと連れ去られてしまってもおかしくない状況ということを、保護者の方には自覚してほしいですね。
【体験者:30代・OL、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。