【1人で行くのに勇気がいる場所】でも、他人に付き添いをお願いしていい場所と悪い場所がありますよね。今回は、筆者の友人が、ママ友に「ついてきて」と言われて思わず「えっ、そんなところにまで!?」とツッコんでしまったお話を紹介します。

ママ友に「ついてきて」と頼まれたけれど……さすがに無理(泣)

ある日、パートの休憩時間に、Mさんが、モジモジしながら「今度、ついてきてほしいところがあるんだけど……」と声をかけてきました。

以前にもMさんから「ついてきて」と頼まれて、少し遠くのスーパーに付き合ったことがあった私は、「いいよ、どこ?」と気軽に返事をしました。

すると今回の行き先はなんと『親友の結婚式』だというのです。

詳しく話を聞いてみると、「親友は大学時代の友人で、いつも2人で一緒にいたから他に仲がいい人がいない。つまり、大学時代の出席者が私1人しかいない。私の旦那と親友は色々あって不仲なので、旦那とは一緒に行けない。ご祝儀分は私が2人分払うから、一緒についてきてほしい!」ということでした。

確かに、単独行動ができないMさんにとって、1人で結婚式に参列するのはハードルが高すぎるのでしょう。

だからと言って、私がMさんの付き添いで、顔も知らない人の結婚式に参列するなんてあり得ません。

結局、私がMさんの旦那さんと直接話し、「新婦である親友と和解して、Mさんと一緒に結婚式に参列してあげてほしい」と提案。旦那さんと親友は無事に和解し、結婚式へは夫婦で参加できたそうです。

丸くおさまって本当によかったです。それにしても、あの時は「ついてきて」のレベルが高すぎて驚きました。

正直、あれからMさんに「行きたい場所があって〜」などと話しかけられると、身構えてしまう自分がいます(笑)

【体験者:40代・女性パート主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。