ネットショッピングも楽しいですが、街に出て実際に手に取って、ゆっくりと眺める時間もまた楽しいひと時ですよね。そんな楽しいお買い物で、ちょっぴり考えさせられる出来事が。今回は筆者の友人A子さんの体験談をご紹介します。

思わぬ状況に愕然

なんと子どもが手に持っていたものは、ドロドロになっているアイスクリーム!
大人しくしていたのは、どうやらアイスクリームを食べていたからだったのです。

それだけならまだしも、子どもは顔中どころか着ている服までベッタベタ。
そしてよくよく見ると、なんとアイスのついた手で商品の衣類を触っていたのです……!!

あまりの惨事に驚き、声をかけるべきか戸惑いました。
A子さんの驚いた表情に気が付いたのか、すぐさまママが我が子を覗き込みましたが、

「お顔にいっぱいつけちゃったね~♡」

その直後、汚した商品をそのままの状態で放置し、ママはそそくさと店を出て行ってしまいました。
慌てて見ると複数着汚れていたので、A子さんは仕方なく店員さんに報告しに行きました。

子どもが商品を汚していた事に気付かなかったのかもしれませんが、何食わぬ顔で出て行ってしまったのが、本当に信じられませんでした。子どもの顔や服がアイスでベタベタになっているのであれば、周りの商品を汚していないか少しくらい気にしてもいいですよね。
子連れで買い物が大変なのは分かりますが、公共の場でのある程度のマナーを持ってほしいと思った出来事でした。

まとめ

最近はアパレルカフェという、服や雑貨屋さんとカフェが併設されているようなお店もありますよね。
しかし、そのような特殊なお店ではなければ、基本的には店内は飲食禁止なのではないでしょうか?

子連れでの買い物がどれほど大変なのかという事は痛いほど分かりますが、それでも、自分の子どもがした行動に対して「子どもがやったことだから」と、気にも止めないのは、やはり問題があるのではと思いました。一人の利用客として、公共の場やお店の商品に対する配慮の重要性を痛感した出来事となりました。

【体験者:20代・OL、回答時期:2024年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。