環境の変化は大人でも慣れるのに時間がかかりますよね。ましてやあまりに急な変化には戸惑いすら覚えることもあります。これは筆者自身のお話。母親として悩みぬいた3年半からの急な変化に慣れずにいる情けない体験をご紹介します。
悩みぬいた3年半の後遺症
私は、息子が不登校になった3年半、母親としての対応に悩み続け、後悔したり落ち込んだりしていました。
いろいろな機関に相談したり、スクールカウンセラーのお世話になったりしましたが、結局不登校は改善しなかったので、私の育て方がいけなかったのかと悩みぬいていたのです。
未だに何が正しかったのか、何がいけなかったのかも分からず、息子の急な変化についていけてすらいません。
これは不登校の3年半の後遺症なのでしょうか……?
親として今何をするべきなのかわかっていないのですが、ともかく学校へ行けるようになったことは前向きなこと。
息子が頑張れるように、しっかりと支えていかなくてはと思っています。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。