転勤族だった私たち夫婦、結婚してから8年後ようやく地元に転勤が決まりました。体調を崩していた私は、引っ越し業者のらくらくパックを利用させてもらったのですが……。

私の大切なもの

漫画が好きな私は、結婚の際に一度は処分したのですが、地元を離れたみしさを紛らわせるためと称して蔵書を増やしてしまっていました。

荷詰めをしてくださった引っ越し業者の方たちに、他人に見られるのは恥ずかしいと伝えると、

「お客様が大切だと思っているものを大切に運ぶのが私たちの仕事です。お気になさらないで座って指示だけくださいね。」

と優しく声をかけてくださり、気持ちよく荷出しをすることができました。

引っ越し前夜は義実家に宿泊

転居のあいさつを終え地元に帰郷し、義実家へ宿泊。
義両親は帰ってきたことをとても喜んでくれ、「らくらく引っ越し」なので手伝いは不要と何度もお断りしたのですが、手伝いを申し出てくれました。
無下にお断りすることもできず、翌朝、義両親と共に新居へと向かいました。