頼られるばかりでなくその人の分まで仕事を押しつけられたら、正直迷惑でしかありませんよね。
今回は筆者の友人A子から聞いた、仕事を押しつけてサボる同僚を成敗したエピソードをどうぞ。
風邪?
でも、あるとき風邪をひいたのか、私は仕事中に悪寒と頭痛で辛くなってしまいました。
すると、女上司が私の異変に気づいたのか『無理してない?』と声をかけてくれたのです。
でも、上司の方こそ毎日多忙で大変だと知っていた私。
「心配してくださってありがとうございます」
「もしあまりにも辛ければ同僚に相談してみます」
そう言うと、まだ不安げな表情を浮かべつつ上司は納得してくれました。
でも、やっぱり時間が経てば経つほど、体調が悪くなっていった私。
そのためB美に残りの仕事を少し手伝ってもらえないかと打診してみました。
「それはA子が頼まれた仕事でしょ」
「私にやらせるとか、サボる気満々ね」
「給料分の仕事して下さ~い」
そう馬鹿にされ断られてしまったのです!
具合も悪くなってきてどうしようかと泣きそうになっていると……。
救世主登場!
「B美さん、そっくりそのままその台詞を自分に言ってみたらどう?」
「あなたがいつもA子さんに仕事押しつけているの、知っているわよ」
そう声をかけてくれたのは、先ほど心配して声をかけてくれた上司。
「A子さんがいいならとこれまで見て見ぬふりしてきたけれど、さすがにB美さんありえないわ」
「もちろん査定にも響くでしょうね」
そう上司から言われ、シュンと縮こまるB美。
結局、その後はB美と上司が仕事を引き継いでくれたので早退できました。
その後
翌日上司に叱られたからか、これまでのことを謝罪してくれたB美。
B美にも悪気はなかったのかもしれませんが、それからは仕事を押しつけられることもなくなり、自分の仕事に集中して取り組めています。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。