今回は、筆者の知人A子から聞いた、時間にルーズすぎる友人をスカッと懲らしめたお話をご紹介します。
時間にルーズすぎる友人
これは、最近まで悩んでいた友人B美のお話です。
B美は学生時代からの付き合いですが、とにかく時間にルーズなタイプ。
私「そろそろ着きそう?」
B美「今起きたわ」「メイクしたいし2時間はかかる~」
B美から遊びの誘いをしておいて、集合時間に間に合わないことは当たり前。
いつも必ず30分~2時間程度遅れてやってくるのです。
反省の色0
何よりも嫌だったのがB美の態度。
「もう少し寝たかったわ」
「A子早起きすぎ~」
「は~だるいな」
B美は遅れて来たことを全く謝らないどころか、面倒くさそうにやってくるのです!
私ももちろんイライラするし『もう二度と会うもんか!』と何度も思いました。
でも疎遠になろうと思った絶妙なタイミングで『A子しか仲いい子いないの』『私を見捨てないで(泣)』とメンヘラを起こすB美を放っておけず……。
遅れていくと?
そんなあるとき、B美とのランチで『さすがにまた遅れてくるよね』と思った私。
集合時間より15分遅れていくことにしたのです。
すると、こんなときに限って集合時間ぴったりにきたB美から、ものすごい勢いで責められるではありませんか!
「本当ありえないんだけど」
「私との時間大切に考えてくれていないよね」
「はあ、舐めすぎでしょ」
もちろん遅れた私が悪いのは重々承知ですが、いつも遅れるのはB美のほうなのに、酷い責められように思わず泣きそうになっていると……。
同僚よ、ありがとう!
「あ、B美じゃん!」
「なになに、どうしたの?」
そう声をかけてきたのはB美と同じ会社の同僚という女性。
B美が一部始終を話すと『B美も人のこと言えないでしょ』と女性が笑い飛ばすではありませんか。
「あんたもよく遅刻したりしているくせに」
「どうせ今回は本当にたまたまB美が早く来ただけでしょ」
そう私の肩を持ってくれた女性。
B美は図星のようで、同情してくれると思った同僚から批判されて何も言えず。
『他人ばっかり批判していると大事な人を失うよ』と女性に言われ、これまでの言動を反省したのか、B美に初めてきちんと謝罪されました。
今では時間にルーズなところもかなりなくなったので、女性にはとても感謝しています。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。