せっかくできたママ友でも、価値観が合わなかったり距離感が近すぎたりして、距離を置かざるを得ない状況になることがしばしばあるようです。
今回は筆者の友人から聞いた、とにかく図々しいママ友とのトラブルエピソードをご紹介します。

ママ友

これは、最近距離を置いたママ友A子のお話です。

A子とは、子育て支援センターで出会いました。
娘同士3歳で生まれ月も一緒だったことから、話が合った私たち。

あるとき『遊びに行きたい』とA子が言ってきたので、娘さんも一緒に我が家に招待したのです。

すると『念のために』と用意したお茶菓子を見て、娘さんではなくA子が大喜び!

「ケーキまであるの!」
「お菓子いっぱいで嬉しいわ~♪」

『たくさん喜んでもらえてよかったなあ』とそのときは軽く考えていたのですが……。

図々しい

A子「明日遊びに行ってもいい?」
私「え、今週も!?」

それから味を占めたのか、A子は毎週のように我が家に遊びに来るようになったのです。

でも、我が家にいるのは30分くらいだけ。
A子は娘を私に預けて子守をさせ、その間に用意したケーキやお菓子をたらふく食べていました。

モヤモヤしていたあるとき、こっそりお菓子を持ち帰ろうとバッグに入れているところまで目撃した私。

『さすがにまずいでしょう』と思い、あるとき『バタバタしてたの』と嘘をついてお茶菓子を何も用意しないでいると......。

酷すぎでは!?

「ちょっと、人を招待しているのに何もないなんてありえないでしょ(笑)」
「ケーキ楽しみにしていたのに」
「もう帰るわ~」

そうA子はプンプンしながらわずか5分で帰ってしまったのです!

どうやら我が家を『娘を預けられて無料でおやつが食べられる便利なところ』のように認識していたようでした……。

その後

これを見て、もうA子と関わりたくないと思った私。

連絡先をブロックし、いつも話していた子育て支援センターにも通わないことに。

私が距離を置いたことでA子も何か察したのか、それから関わることはなくなりました。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。