どの家庭にもある「価値観のギャップ」。今回は友人から聞いた、家事の負担を無意識に嫁に押し付ける義父との関係を、知恵と勇気で変えたエピソードを紹介します。

その後、義父は……

最近では義父がやってくる頻度は減り、来る時には手土産を持ってきて、孫の相手などをしてくれるようになってきました。
家事育児の大変さを身をもって実感することで、私のことを労わってくれるようになったのです。

義父にも決して悪気はなく、周囲の人がなんでもやってあげるからそれが当然だと思ってしまったのでしょう。無意識のうちに作られてしまった役割に染まっていたとしても、きっかけさえあれば、人は何歳になっても相互理解を深め、アップデートすることができるのかもしれませんね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。