子どもが生まれると、ママ同士の付き合いに苦労する人も少なくありません。気が合うママ友ならいいですが、中にはどうしても価値観が合わない人もいます。今回は転居先でのママ友エピソードを友人のA子が聞かせてくれました。
転入直後、声をかけてくれたのは
私は半年ほど前に、夫の転勤で今の場所に引っ越してきました。
4歳の娘も中途半端な時期に幼稚園に転入させることになり、「早くママ友を作らないと」と焦っていた頃のことです。
幼稚園のお迎えに行った際に、クラスのママ友グループのリーダーと思われるM美というママに声をかけられました。
プレッシャーを感じながらも……
そのグループでは、子どもが幼稚園に行っているあいだにママだけでよく持ち寄りパーティーをしているとのこと。
「明日もするからA子さんもぜひ!」と誘われ、断るわけにもいかずに参加することになりました。
M美から「みんな腕によりをかけて手料理を披露するの! A子さんのお料理も楽しみにしてるね♡」と言われ、プレッシャーを感じつつ、私は早朝から起きて普段は作らないような凝った料理をがんばって作り、なんとかM美の家で行われるパーティーに向かいました。
あれ? 話が違う?!
しかし、実際に行ってみると聞いていた話とは違い、私以外は焼き菓子やデパ地下のお惣菜などを持参していて、手料理を持参したのは私だけ!
戸惑っていると、ほかのママ友から「やだーA子さん、すっごい気合が入った料理! もしかして暇なの?」「力入れすぎでしょ(笑)」と馬鹿にされたようなからかい方をされ、終始不快な思いをすることになりました。