孫かわいさに何でも買ってあげたくなるのは、祖父母からすると自然な感情なのかもしれません。
でも、度を越してしまうとトラブルのもとになることも。
これは筆者の友人の体験談です。

かわいい初孫におもちゃが止まらない

私の夫は斎藤家(仮名)の長男です。

夫との間に生まれた長男の優(3歳 仮名)は斎藤家にとって初孫です。

義父母は優の誕生をとても喜んでくれました。
特に義父は優を「斎藤家の跡取りだ」と言って溺愛しています。

義父の愛情はとてもありがたいのですが、大量のおもちゃを優に買い与えることが私の悩み。

義実家を訪れた時にいただいたおもちゃは、そのまま置かせてもらい、義実家に行った時に遊ぶようにしました。

私たち家族が住む3DKのマンションは狭く、収納スペースがないからです。

家では、優が自分で片づけがしやすいようにおもちゃを整理して、おもちゃ箱の中にしまっていました。

義父「おもちゃを買ってあげていないのではないか!?」

ある日、義父が我が家を訪ねてきました。

おもちゃが片づいて整頓されている部屋を見て
「この部屋にはおもちゃが少ない! 優に十分な量のおもちゃを買ってあげていないのではないか。もっと優におもちゃを買ってやれ!」
と私を叱りだしたのです。

義父からすると、おもちゃ箱に収まる量のおもちゃでは少なすぎると感じているようでした。

それからは頻繁に優を連れ出して大きなおもちゃを買い与えたり、通販で義父が気に入ったおもちゃを見つけては我が家に送ってきました。

ついには収納しきれなくなり、部屋におもちゃの箱がどんどん積み上げられていく事態になってしまったのです。