子どもの友人家族とのキャンプは、親も子どもも楽しさいっぱい。親は語らい子どもは遊び、うれしいことも多いです。その反面、キャンプで1泊過ごすとなると価値観の違いも現れてくるもの。今回は、そんなキャンプエピソードを友人が聞かせてくれました。

期待と不安が入り混じる、ママ友家族とのキャンプ

私は2人の子どもと夫の4人家族です。子ども同士仲が良く、親同士も会えば気さくに話せるAちゃん家族と、夏休みにキャンプに行こうという話になりました。

子どもたちは大喜びで、私たち大人もお酒や料理が楽しめると準備万端で出かけました。

買い出しで露呈! 環境意識の差

買い出しのために、キャンプ場近くの市場に集合しました。私たちはクーラーボックスを持ち歩き、魚や肉を入れられるよう準備していました。

一方、Aちゃん家族は魚や肉を豪快に買うのはいいものの、どでかい発泡スチロールに魚を入れ、一斗缶に入った山盛りの貝を買っていきます。それを見ていた私は「こっちに入れる?」と声をかけましたが、「豪快でええ!」とAちゃんパパは嬉しそうに発泡スチロールを担いでいました。

置き去りにされそうになった大量のゴミ

キャンプでは子どもたちは元気に遊び、大人もお酒を飲みながら楽しみました。でもいざ帰りの片付けをしているとき、Aちゃんパパは発泡スチロールと一斗缶を置いていこうとしているのです。

さりげなく「これ置いていくの?」と聞くと、Aちゃんパパは「ええやろ」と一言。このキャンプ場は私たち家族が懇意にしているところだし、キャンプ場のゴミ箱に捨てられないものをそのまま置いていくことに、私は抵抗がありました。

でも、自分たちの車は荷物がいっぱいで持ち帰ることができません。