そんなモヤモヤした気持ちを抱えていた筆者の知人A子さんでしたが、思い切りすぎてまさかの結末に!?
や、やばすぎる。超攻撃的なLINEを誤送信!?
もちろん初めは丁寧に、尚且つ平和的に解決するために自分の意見を打っていました。しかし今までのことを思いだすたびにイライラしてきてしまい、気が付くと……
「本当にいつも嫌味ばかり言って、いい加減やめてくれません!?」
「人に指図ばっかりして、何様のつもり!?!?」
打ち込み終わるとスッキリし、少し落ち着いたA子さん。
文章を読み返して「さすがにこれは送れないな(笑)」なんて思っていたのですが……。
あとで編集しようと思っていた文章を、なんと誤って送信してしまったのです!!
まさかすぎる展開に驚き。自分の気持ちは、黙っていても伝わらない
誤送信したメッセージはすぐに既読がついてしまい、取り消すこともできませんでした。
返事が来ず真っ青になるA子さんでしたが、なんと翌日、姑から電話が!
無視するわけにもいかず、冷汗をかきながら電話に出ると、
「本当に、今までごめんなさい……!」
A子さんよりもさらに怯えたような、今にも消えてしまいそうな小さな声で話し出す姑に驚きました。
実は姑は、A子さんが大人しいことを理由に「こんな人が息子を支えられるのか」と、段々イライラしてしまったのだそうです。
気付けばA子さんに嫌味ばかり言ってしまっていたようで、
「私の姑さんね、本当にキツイ人でしんどかったの。自分はこんな風にならないぞって決めてたのに……」
思ってた以上に落ち込んでいる姑に、思わずこちらの胸が痛みました。
それからはお互いに言い過ぎたと謝罪し合い、今までのこと、これからのこと、自分の思っていることを話し合うことができたのです。
それ以来、A子さんと姑は驚くほど関係が良好になりました。
お互いに自分の本当に思っていることを言い合って、本当の親子のような関係になれたのです。
こんなに事態が好転するとは思いませんでしたが、「自分の気持ちを正直に話すこと」の大切さを改めて感じたA子さんだったのでした。
まとめ
相手を知りたいなら、自分のことも知ってもらう必要があります。
もちろん苦手な人や合わない人もいますが、黙って殻に閉じこもってしまっては一生分かり合えないまま。どんな人とのコミュニケーションでも、自分の心に正直になることは大切ですね。
【体験者:20代・パート主婦、回答時期:2020年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。