親しい人から物を「ちょっと借りる」のは、珍しいことではありませんよね。でも「月極駐車場をちょっと借して」と言われたら、どうしますか? 今回は、知人から聞いた非常識なママ友のエピソードをご紹介します。
ママ友「駐車場を貸して!」
A子は親からまとまった広さの土地を相続していました。
住む家はすでにあるので、A子はその土地を月極駐車場にすることに。
近所に駐車場が少なかったことから、契約は全て埋まり、空きが出てもすぐに次の契約者が現れる状態でした。
そんなとき、A子は近所に住むママ友のB美からあるお願いをされました。
「あの駐車場、A子が経営しているんでしょ? 車が停まっていないときに、ちょっと使わせてくれない?」
なんとママ友は、駐車場をねだってきたのです。
月極駐車場をクレクレされてびっくりしたA子。
「契約している人がいるから無理だよ」とすぐに断りましたが、B美は「ちょっとだけよ。短時間なら問題ないでしょ? 使うときはすぐに車を動かすし、迷惑はかけないから」と、諦めてくれません。
短時間だろうが、すぐに車を移動させようが、迷惑なものは迷惑。
A子はひたすら「契約者がいるから無理!」と繰り返し、B美に断りました。
駐車場に知らない車が?!
そんなやりとりをした数日後のこと。
A子は、月極駐車場に見慣れない車が停まっていることに気付きました。
駐車場の契約の際には契約車両を登録していますが、その車ではないのです。
A子は、その車の持ち主がB美だとすぐに気付きました。
ママ友同士で問題を起こしたくないけれど、契約者に迷惑がかかるため無視することはできません。
A子はB美に直接、注意することに決めました。