そんなSNSがキッカケで、まさかの悲しい結末に！？ 今回は筆者の知人A子さんが体験したお話をご紹介します。
友人が良い男を捕まえた！？
周りの友人達と、合コンに行きまくっていたA子さん。
なかなかいい出会いがなく、結婚を焦る気持ちもありました。
そんな時、同じ合コン仲間であるB美から、「今の彼、絶対ゲットするから！」なんて話を聞いたのです。
どうやらB美は、合コンで知り合った医者の彼に猛アピールしていたようでした。
B美が医者の彼と上手くいけば、あわよくば彼の医者仲間を紹介してもらえるかも？ なんて、友人達と盛り上がっていました。
まさかのスピード婚。おめでとう～！！
しばらくすると、なんとB美は宣言通り医者の彼をゲット！！
さらに驚くことに、その彼とスピード婚までしてのけたのです。
結婚して幸せいっぱいのB美は、正直に「惚気たいから」と、インスタアカウントを開設しました。
友人達とも、「ラブラブでいいよね♡」などと言って、温かく見守っていたのです。
ところが、初めは彼とラブラブアピールの投稿ばかりだったインスタは、徐々に雰囲気が変わっていって……
惚気投稿が、徐々に自慢投稿へ。B美ってこんな子だったっけ？
それは「なんでもない日なのに～♡」と、B美がブランドカバンを買ってもらったという投稿に、「羨ましい」「さすが医者の嫁！」なんてコメントがついてからでした。
明らかな贅沢三昧アピールばかりの投稿にかわり、それも「まぁ私、医者の妻だし？」と、どう見ても自慢をしたい投稿ばかりになっていったのです。
そんなB美の変わりようを見て、初めはコメントをしていた友人達も、少しずつコメントをしなくなりました。
どうやらB美は、そんな友人達の態度が気に入らなかったようで……。
どうしてそんなに上から目線なの？ 異様な態度にもうウンザリ
なんとB美は友人達の投稿に、上から目線のコメントを残すようになったのです。
ある友人の誕生日投稿にも、「おめでとう！ でも、次はもっと良いもの買ってもらいなよ！」などと、人の物にもケチつけるようになりました。
明らかに異様な承認欲求に、徐々にB美に違和感や不満を持つ友人達は離れていきました。
それでもB美の承認欲求は留まらず、
「羨ましいからって、僻まれても困る(笑)」
などと、余計に嫌味を込めた投稿ばかりになっていきました。
お金は人を狂わせるって、こういうことなのかと思った出来事でした。
まとめ
自慢したい気持ちはあるかもしれませんが、必要以上にアピールするのはあまり品の良い行いではありません。
せっかく裕福になれたのに、あまり心が豊かではないようで残念です。
【体験者：30代・OL、回答時期：2020年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。