子育てにはさまざまなステージがありますが、特に思春期は子どもへの接し方が難しく、親としては悩むことも多い時期ですよね。今回は高校生になった息子の進路についてのエピソードを、筆者の友人が聞かせてくれました。

幼い息子の将来の夢

私の息子は幼い頃から動物が大好きで、いつも「将来の夢は、たくさんの動物たちと一緒に暮らすこと!」と公言していました。
休みの日には、動物園や昆虫館など、生き物と触れ合うことができる施設によく連れて行ったものです。

しかし、当然と言えば当然ですが、年齢を重ねるごとに息子は将来の夢を口にしなくなりました。おそらく、ほかに楽しいことも増えて友達もでき、徐々にそんな夢は忘れてしまったのでしょう。

高校生になった息子は

そして現在、そんな息子は高校3年生になりました。すっかり反抗期で、部活や予備校に忙しく、家には寝るために帰ってくるような生活です。

母親の私を疎ましく思うこともあるようで、ろくに口もきいてくれません。成長の過程とは思うものの、何も話してくれない息子にやきもきすることも多い日々です。