「子どものために」「安定した生活のために」と、離婚を我慢して理不尽な生活に耐え続ける女性も少なくありません。しかし、そういう人ほど一旦足枷が外れてしまうと思い切った行動に出るものです。今回は知人女性が興味深いエピソードを聞かせてくれました。
結局、依存していたのは……
夫は自分の手が届かない場所で、知らない人たちと人生を謳歌しはじめた私の姿に、急に焦りを感じたようです。やがて、不倫をやめて家事を手伝ったりするようになってきました。
結局、夫のほうが私に依存していて、自分から離れていく状況が怖くてたまらなくなったのでしょう。それを逆手に取った私は、今は夫を尻に敷きつつ、快適な生活を送っています。
昔は想像もできませんでしたが、人生何があるか分かりませんよね。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。