「我が子が一番かわいい」
「我が子は天使のようだ♡」
そう娘や息子を溺愛するパパ・ママはたくさんいらっしゃいますよね。
溺愛するがあまり、ふとした拍子に知る我が子の成長に思わずパニックになることも……?
筆者の友人から聞いた、ほっこり話をどうぞ。

娘を溺愛する夫

これは昨年、娘が7歳になり七五三というイベントであった、思わず大爆笑した出来事です。

我が家は息子・息子・娘ということもあってか、夫が娘溺愛。

夫は入学式や運動会など、どんな学校行事にも必ず参加するのはもちろん、朝早くから学校に行って最前列をとるのです。

そんな夫に応えるように、
「パパ大好きだよ」
と娘も言うので、夫の溺愛っぷりは加速する一方でした。

もちろん、息子たちのことも愛していますが、やっぱり紅一点ということもあってか娘を特に溺愛する夫。

とにかく子煩悩で我が子を優先しながら、お仕事も頑張っている夫が誇らしくもありました。

七五三

そんななか迎えた娘の七五三。

着物姿でメイクもしてもらっていつもとは違う、大人っぽい風貌の娘。

夫はそんな娘の姿を見ながらしみじみと娘の成長に想いを馳せていたのか、思わず涙していました。

あまりにも夫が泣くので息子たちは若干引き気味。

でも、私も夫の姿につられて、思わず涙してしまったのですが……。

泣いている私たちの姿を見た娘が、夫が凍りつくような発言を!

爆弾発言!

「私T男と結婚するの♪」
「この前プロポーズされたから」

どうやら同じクラスのT男君から『大きくなったら結婚しよう』と言われたのだとか。

娘もT男君のことが好きだったようで、結婚の約束を交わしたのだと言うではありませんか!

それを聞いて、私はかわいくてクスっと笑ってしまい、息子たちもヒューヒューとからかっていたのですが、娘溺愛の夫の顔は真っ青に……。

ほっこり

「嘘だよね、噓だと言って!?」
「お嫁に行かせることを今考えさせないで!」

そう娘に危機とした表情で迫り懇願する夫と、それを見てあまり分かってないのかケラケラ笑う娘を見て、私も息子たちも思わず大爆笑。

これから先も仲良し家族でいたいなと思っています♪

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。