どんな怪我でも早く完治してほしいと願うのが常だと思うのですが、なかには怪我をして落ち込んでいるのに酷い言葉を浴びせる人も……。
今回は筆者の友人から聞いた、義母のとんでもないエピソードをどうぞ。
非常識な義母
するとその日の夜、義母がアポなしで我が家に。
私たちの都合も聞かずに勝手に我が家にやってくるのはいつものことなので、呆れつつも招き入れました。
実は私、昔から義母が苦手。
義母は無神経な言葉を平気で言っては、相手を傷つけていることにも気づかず笑っているような人だからです。
「何だか太ったでしょう」
「洋服がピチピチでかわいそう」
「少し身なりに気を遣えば?(笑)」
『今回も何かムカッとするようなことを言われるのでは』と警戒していると、娘を見て笑い出す義母。
そして、とんでもない言葉を!
「なんて酷い顔なの」
「あーあ、かわいくないわあ」
「お嫁にも行けないわね」
そう言って娘を馬鹿にして笑い者にしたのです……。
ありえない!
それを聞いて怪我を気にしていた娘は大号泣。
私は義母を無理やり帰して、夫に相談しました。
夫も電話で義母に注意してくれましたが
「本当のこと言っただけでしょう」
と反省の色ゼロの義母。
そのやり取りを聞いて、義母と娘を極力会わせないようにすることを決意したのです。
その後
それからしばらくして腫れは治まり完治したものの、娘も義母を嫌うように。
あいかわらずアポなしで我が家に来ようとする義母ですが『おばあちゃんには会いたくない』と娘も言うので、インターホン越しに会話するのみ。
義母に悪気はなかったのかもしれませんが、今もなお『おばあちゃんが苦手』という娘の意思を尊重して、義母に会わせないようにしています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。