「とにかく相手するのが面倒で仕方なかった」とため息とともに話してくれたのは筆者の友人A子。
今回はA子の義母が起こした、とんでもない身勝手なトラブルエピソードをご紹介します。
孫フィーバーの義母
私が娘を出産してから、義母は孫フィーバー状態に。
娘が初孫ということもあり、アポなしで我が家に突撃しては娘の写真や動画を許可なく撮りまくっていました。
特に気になったのが
「ほら、ばあばだよ~」
「分かるよね、ばあば!」
との義母のアピール。
どうやら義母の友人たちはみんな孫がいるようで、『ばあば』と呼ばれていると聞いて羨ましくなったそう。
それからは娘とおもちゃで遊んだりすることもなく、とにかく『ばあばって早く呼んで!』と義母はアピールしていました。
私は呆れつつも、あまりにも必死な義母の姿に何も言えずにいたのです。
『ばあば』と呼ばない娘
時は流れ、娘も『ママ』『パパ』とだんだん言葉を発するように。
それでもなかなか『ばあば』と呼ぶことはありませんでした。
むしろ義母が来ても、遊んでくれないうるさい人と思っているのか、義母を無視する娘。
するとあるとき義母がとんでもない言葉を!
酷すぎるでしょ!?
「この子、どこかおかしいわよ」
「ばあばって言えないなんて変」
「頭の検査した方がいいわ」
義母は『ばあば』と呼んでもらえないことが辛くなってきたのか、あれほど溺愛していた娘を『できの悪い子認定』してきたのです!
後日我が家に来たときには、
「この先生有名だからどう?」
と病院を受診するよう勧めてくる始末。
インターネットに無数にある簡単にできる診断みたいなもので娘を障害のある子だと勝手に決めつけ、馬鹿にするようにまでなりました......。
その結果
思い通りにいかないからと言って、娘を障害があると決めつけ見下す義母にさすがに怒りが湧いた私。
義母が我が家に来る日中は仕事でいなかった夫にもこれまでの一部始終を話すと、大激怒。
相談した結果、家にいても居留守を使ったり義母の連絡を無視したりして、とにかく距離を置くようになりました。
【体験者:20代・女性自営業、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。