家族や友人など、親しい人とのお別れは悲しくつらいものです。今回はそんな悲しい報せを受けた筆者の知人が、葬儀へ向かったときのエピソードをご紹介します。もちろんお別れは寂しいことですが、そんななかでも喜ばしくなるような、胸が熱くなるエピソードに、つい涙してしまいました。

友人の訃報

その日私は、学生時代からの友人が突然病気で亡くなったとの報せを受けました。

亡くなった友人は誰にでも平等に接し、愛嬌がありコミュニケーション能力も高く、先輩からも後輩からも、もちろん同学年からも年齢に関係なく愛される素敵な人。

そんな友人が20代という若さでこの世を去ったという報せは、あまりにもショッキングなものでした。

私は友人と最期のお別れをするため、翌日おこなわれるお通夜に参列することにしました。