不測の事態が起こったときこそ、人の本性が露わになりやすいのではないでしょうか? 今回は筆者の知人一家で起こった緊急時の対応をめぐるエピソードを紹介します。
結末
それから急いで夜間救急病院へ向かい、娘の診察や処置をおこなってもらい、私と娘が自宅に帰ったのは22時を過ぎたころでした。
旦那は私たちより早く帰宅していたようで、この時間まで診察が長引いたことでようやく事態を把握したようです。
「大丈夫だったのか? 俺も講習を休んで向かうべきだった。申し訳ない」と初めて娘への心配の気持ちが聞け、謝罪の言葉もありました。
電話のときには旦那に腹が立ちましたし、なにより娘の心配が大きかったのですが、結果的に旦那には反省の色がうかがえ、娘も大事にはいたらなかったためひと安心です。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。