公立はお金がない子の行くところ? 筆者の知人Aさんの子どもは小中高と公立の学校を選択しました。すると中学から私立を選択した義姉から「私立に行くお金がないの?」と馬鹿にされることに。会う度に嫌味を言われていたAさんでしたが、数年後子どもたちの歩んだ道で無事に義姉を見返すことに成功! 2人の子どもたちが歩んだ進路をチェックしていきましょう。

義姉の子育ての結果

義姉の子は中学受験をし私立中に入りますが成績は低迷。遊んでいても高校に進学はできるため、勉強しない日々が続き、成績はどんどん落ち込んでいきました。

さすがにピンチだと感じた義姉は、高校1年生から子どもを塾に通わせ始めました。この頃から義姉は「学費と塾の出費が馬鹿にならない」と愚痴り始めるように。

その後、子どもの成績は上がらず家庭教師を依頼し、何とか合格したのは地方の私立大学でした。私立大学の学費に加えて、一人暮らしの費用、これまで甘やかして育ててきたせいですぐに追加の仕送り依頼がきて家計は火の車のようです。

お金があって羨ましい〜

子どもたちが大学進学をしてから義姉に会ったAさん。

「義姉さんの子、大学も私立だし一人暮らしさせてあげてるんですって? さすがお金があって中学から私立の人は違いますね〜。お金があって羨ましい〜」

これまで馬鹿にされてきた分の仕返しの意味を込めて嫌味たっぷりの発言をしたAさん。

義姉はぐうの音も出なかったようですが、そもそも公立も私立もどちらが上でも下でもありません。人を馬鹿にすることがないようにしたいものですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。