初めての子育てなら、正解・不正解が分からず困ってしまうことも多々あるでしょう。
育児に正解は無いと言いますが、ママの数だけ色んな育児方法があり、また時代によっても考え方は様々です。
今回は筆者の知人A子さんが体験したお話を聞きました。

お連れ様の言葉にホッ。色んな人がいると実感した日

コーヒーを二つお盆に乗せた女性がこちらへやってきました。

「お母さん、今赤ちゃん寝てるから小声にして! 声でかいんよ!!」

その女性は中年女性の前に座り、

「あのね、赤ちゃんは体温が高いから靴下を履かせない事もあるの!」

そう言って、A子さんに「いきなり母がすいません」と謝罪してくれました。
中年女性は何か言いたげでしたが、その度に女性が制止。
少し話すと、女性には3歳の娘がいるそうで、

「お母さんの時の育児と今の育児は色々違うんだから。私とも散々揉めたでしょ?」

そう笑っていて、その場を収めてくれました。

いきなり色々言われて戸惑いましたが、きっと中年女性は息子を心配して言ってくれたのでしょうし、育児経験者の先輩として言いたいことがあったのかもしれません。
悪気はなかったと分かり、途中で止めてくれる人もいてよかったのですが……。

見ず知らずの人に説教しようとする人がいるのには、正直驚いてしまいました。

まとめ

相手を思っての言葉なのか、それとも自分の意見を通したいだけなのか。
真実は分かりませんが、良かれと思って声をかけてトラブルになってしまうこともあるようなので、注意したいところですね。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。