いつからか顔にあったできものを放置していたら、だんだん大きくなっていきました。
やっと病院を受診した筆者は、医師からおもわぬ病名を告げられ、検査を受けることになったのです。この皮膚科受診を通じて紫外線対策の大切さを、あらためて学びました。
これは筆者の体験談です。

そして
「腫瘍です。現段階では良性と言える根拠がないので組織を切り取って検査します」
と、医師の口からまったく想像していなかった言葉が出てきたのです。

動揺しながら悪性だった場合を尋ねると、
「腫瘍の周辺も大きく切除するので顔の左側の組織がなくなってしまいます。体の他の部分から組織を持ってきて移植することになります」
と、医師は答えました。

早めに受診していれば良かった?

後日私は組織検査のために、腫瘍を4mmの円錐形にくりぬく手術を受けました。

ベッドの上で自分の腫瘍の切除手術をする音を聞きながら「もっと腫瘍が小さいうちに受診していたら、こんなに大事にならなかったのかも」と後悔しました。

良性の可能性が高いとは聞いていましたが、悪性の場合の不安も頭をよぎり、検査結果が出るまでは落ち着かない日々を過ごしたのです。

紫外線対策は大切

1週間後に検査結果を聞きに行くと腫瘍は良性。
病名は「脂漏性角化症」でした。

これは加齢とともにできるできもので、たいていは黒か茶色をしています。

私の腫瘍は皮膚と同じ色だったので、医師が視診で診断できなかったとのことでした。

「脂漏性角化症」は紫外線を浴びることも発生の原因になるそうです。

今回の出来事からシミの対策も含めて、肌の紫外線対策は大切であると学びました。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。