家族全員で暮らすのは賑やかで楽しい反面、一緒に生活することで見えてくる問題もありますよね。
知人のA子は、姑と同居を始めてからある悩みを抱えることになりました。
その悩みとは? 今回は、知人のA子から話を聞きました。

同居生活の悩み──姑の「冷蔵庫問題」

A子は、夫のお願いで姑と同居を始めました。

A子は同居に抵抗はなかったものの、ひとつだけ悩みがありました。

姑がスーパーで買った食材をビニール袋に入れたまま冷蔵庫にしまうため、冷蔵庫が散らかりがちだったのです。

ビニール袋に入ったままの食材がたくさん詰め込まれ、賞味期限がかなり過ぎた食品が冷蔵庫の中に放置されることもしばしば。

A子は「せめて袋から出して整理したい」と思っていたものの、姑のものに手を出すのは気が引けてしまい、日々の生活でストレスが溜まっていました。

賞味期限切れでも「大丈夫」? 姑の一言にびっくり!

ついに我慢の限界を迎えたA子は、冷蔵庫を整理しようと決心し、

「賞味期限が切れた食品を処分してもいいですか?」

と姑に尋ねました。

ところが、姑から返ってきたのは、予想外の反応でした。

「賞味期限が切れていてもまだ食べられるから、捨てないで!」

と激怒。

確かに賞味期限は決められた保存方法でしっかりと保存していれば、何日か日にちが過ぎていても品質的に問題はないと言われていますが、A子はびっくりし、それ以来姑の食材には触れないようにしていました。そのため、冷蔵庫の混乱は解消されず、悶々とした日々を過ごしていました。