長年親しい友人が、まるで別人のように変わってしまったら、あなたはどう感じるでしょうか?
A子の親友B子は、社会人デビューを機に驚くほど大胆な変貌を遂げました。
最初はそのギャップを面白がっていたA子ですが、ある出来事をきっかけに、B子と距離を置く決断をすることに。一体何が起こったのでしょうか?
今回は、A子にその驚きのエピソードを聞いてみました。

突然、A子に

「私が彼にアプローチしたら絶対私を好きになるよ」

と真顔で言い出しました。

A子は笑いながら

「冗談でしょ?」

と返しましたが、B子は

「私の方が魅力的だし、彼も私を選ぶに決まってる」

と断言。

A子は驚きと困惑を感じ、これ以上話す気になれず、

「あ、そ」

とだけ返し、彼氏とその場を去りました。

A子の判断、親友との距離を置くことに

帰り道、彼は

「B子ちゃん、なんか、すごかったね……」

と軽く声をかけてくれましたが、A子は

「B子のアピールが強すぎて正直ショックだった」

と笑いながらも素直な気持ちを打ち明けました。

B子にとって、ギャル系ファッションは自分を変える手段であり、自信を持つきっかけだったのかもしれません。

しかし、その変化が行き過ぎて周囲を振り回すようになっていると感じたのです。

関係の見直し、そして再び友人に戻れる日を願って

この出来事をきっかけに、A子はB子との距離を少し置くことに。

今までは、B子の大胆な発言や行動を面白がっていたA子でしたが、今回の件で、限界を感じたのです。

悪気はなかったのかもしれませんが、自分の彼に対して「A子より私を選ぶはず」などと本気で言われると、信頼関係が揺らいでしまいますよね。

大事な親友だからこそ、お互いを尊重し合わないと、良い関係は続けられません。

A子は自分の気持ちの整理をし、再びB子と落ち着いて話せる日がくれば、改めてB子と向き合おうと思っています。

A子とB子の今後の長い友情を考えれば、この時間も必要なのかもしれませんね。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。