自分の趣味を大事にするのは良いことですが、だからといって所構わず人に押し付けるのは良くありません。
ですが筆者の昔のバイト先には、常に自分の趣味を熱く語りまくるKという男性がいました。
今回はKにまつわる、仰天エピソードを紹介しますね!

怒って退職を決意

「Kさんのロッカーを念の為に、もう一度確認してみたら?」
スタッフの1人がKにそう言い、Kがロッカーを確認しに行くと、私物の陰からフィギュアが出てきました。

「Kが自分でロッカーにフィギュアを入れて、忘れていたのかな?」と周囲の人々は思いましたが、K自身は「誰かがコッソリ、ロッカーに戻したんだ」と言っています。
真相は分かりませんが、そこで上司がKに注意を促しました。

「また、こんなことがあったら大変だから、これからは仕事に関係無いものは持って来ないようにしよう」
ですがKは、こう反論します。
「俺は何も悪くない! こんな泥棒がいる職場には、もういられない!」
そう言ってKは、一週間後には職場から立ち去る形となりました。
自分の好きを理解して欲しいは分からなくもないですが、やはりTPOを弁えるのが互いの為でしょうね。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。