育児をしているうえで怖いのが、我が子の急な様子の変化。
食事後に吐いたり震え出したりすると、不安で仕方ありませんよね。
今回は「本当に危なかったの」と話してくれた、筆者の友人A子から聞いた、我が子に関する危機一髪エピソードをご紹介します。

離乳食

これは最近あった、とても怖かった出来事です。

私は生後6か月の娘を育てる新米ママ。
最近、娘にミルクだけでなく離乳食も食べさせるようになっていました。

とはいっても離乳食を食べ始めたばかりということもあってか、まったく食べなかったり、ときには吐き出してしまうことも。

それでも娘の体調を見つつ、少しずつ食べさせていました。

様子がおかしい

そんなあるとき、市販の離乳食を食べさせていたら、娘がまたも吐いてしまいました。

でも、そのときは吐き方がいつもとは違い、何だか呼吸も苦しそうな娘。

とてもぐったりしていて様子がおかしいと思った私は、救急電話相談にかけることに。

担当者に事情を説明すると
「休めばきっと落ち着くから」
と救急車は呼ばなくていいという判断が出ました。

やっぱり変!

でも、その答えに何だか納得できずモヤモヤしていた私。

娘をよく見てみると、スタイから見え隠れする首元が何だか赤いのです。

ハッと思って服を脱がせると、上半身に蕁麻疹のような赤い湿疹が出ているではありませんか!

それを見て、すぐに救急車を呼ぶことに。

医師の診断は?

その後、医師と話して市販の離乳食で、初めて食べたものを聞かれた私。

入っていた袋を見せて話すと
「ほうれん草ペーストの材料に記されていた『小麦粉』がアレルギーかもしれない」
との見解でした。

まさかほうれん草をペースト状にしただけのものに小麦粉が入っているとは思っておらず、びっくりしたことを覚えています。

娘はその後適切な治療を受けて回復し、元気な姿が見れるようになったので、ホッとしています。

【体験者:20代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※食物アレルギーは命に関わる恐れもある生理現象です。重大なこととして認識し、接してください。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。