婚姻関係が継続している時に他の異性と関係を持ったら、「不貞行為」とみなされるのは当たり前のことです。しかし離婚した後なら誰と付き合おうと自由ですよね。今回は離婚後に元旦那から異性関係について口出しされた経験のある筆者の知人、Mさんのお話です。
元旦那からの電話
飲み会の様子をSNSにアップした翌日、Mさんは元旦那からの電話で目を覚ましました。
「何なの、もう連絡をとらないって決めたでしょ」
「お前、もう新しい男がいるんだろ! こんなにすぐ男ができたなんておかしい、本当は離婚前からいたんじゃないのか?」
「……はあ!?」
どうやら旦那さんはMさんのSNSを見て、親し気に隣りに写っていた男性をMさんの交際相手だと勘違いしたようでした。
「男がいたなら俺が払った慰謝料返せ!」
めちゃくちゃな理屈に、Mさんはウンザリ。
「あの人はただの上司だし、もう結婚してるから浮気なんてしないわよ。あんたと違ってね!」
Mさんはそのまま電話を切り、弁護士さんに連絡をしました。もちろんSNSもブロック。
そして弁護士さんを通して、二度と連絡しないように伝えたそうです。
自分が浮気したから、人も浮気していると勘違いする人は少なくありません。ただの勘違いだったのかもしれませんが、連絡までしてくるとはいい迷惑ですね。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。