離れて暮らす両親から、お米や食べ物など色々なものを送ってもらった経験のある人も多いのではないでしょうか。ありがたいですし、両親の愛情を感じますよね。今回は実家からの贈り物にまつわるトラブルに巻き込まれた経験のある筆者の知人、Hさんのお話です。
義実家は農家
Hさんが旦那さんと暮らす家からすぐ近くにある義実家は、もともと農家を営んでいました。
今では義両親しか農業をしないため農地を縮小し、自分たちが食べる分だけお米や農作物を作って、沢山とれたら親戚などにおすそ分けをしていました。
ある日Hさんが義両親の手伝いをするために義実家にいると、結婚して隣町に住んでいる旦那さんのお姉さんから電話がありました。
「ああHさん? あのね、お米がなくなったから送って欲しいってお母さんに伝えてくれない?」
義姉は挨拶もそこそこに、高圧的な調子で言いました。
米をねだる義姉に……
Hさんはムッとしながらも、外で用事をしている義母にそれを伝えました。
「去年の分はもうないから、新米が出るまで自分でスーパーとかで買ってって言ってくれる?」
義母がそう言うので、そのまま義姉に伝えました。