子どもは大人から言われたことを簡単に信じてしまうものです。特に、信頼する身近な大人から言われたことを疑う子どもはなかなかいませんよね。今回はそんな子どもの純粋さを利用しようとした姑のエピソードを友人が聞かせてくれました。

子どもになんてことを!

ある日、ついに私は息子に「何かあった? ママに言いたいことがあるなら何でも言ってほしいな」と伝えました。

すると息子の口からはとんでもないことが!

「おばあちゃんが言ってたんだけど、ママは僕のこと嫌いなの? それに、いつか家から出て行って、パパとは別の男の人と暮らすんでしょ? 僕のことも捨てちゃうんでしょ?!」

突然のあり得ない話に、私は唖然としてしまいました。

夫もブチキレて?

なんと、姑は息子を跡継ぎとして自分で育てたいがゆえに、私のことを嫌うように根も葉もない嘘を吹き込んでいたのです……!

私は帰宅した夫にもこのことを話しました。
夫はもちろん激怒! すぐに義実家に行き、「息子になんてこと言うんだ! 今度こんなことしたら俺も家業を継がないからな!」と言い放ちました。

自分のせいで息子も孫も失いかねない状況になった姑は慌てて私に謝罪してきましたが、それ以来私も息子も一切義実家には行っていません。

いい人だと思っていたのに、まさかこんなことになるなんて……。心の底からゾッとした出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。