「どうせ暇でしょ」困った友人の頼み
Aさんには古くからの友人がいます。学生時代からの友人であるCとは結婚しても出産しても友人関係が続いており、近所に住んでいて同い年の子どもがいることもあって、信頼していました。
しかし、Aさんは最近Cとの関係性に悩んでいます。それはCが「どうせ暇でしょ」と決めつけて用事を押し付けてくるからでした。
「子どもを迎えに行ってくれない? どうせ暇でしょ?」と言われても、大切な友達であるCの頼みなら……と仕事に都合をつけて頼みを聞いていたのです。
我慢の限界! 頼みを断ると……?
ある日、Cからまたもや頼み事をされたAさん。子ども絡みの用事なら外で働くCに代わって引き受けようかなと思えていたAさんでしたが、今回は完全にCの用事でした。
好きなブランドの限定品をゲットしたいから買いに行ってくれという依頼を、Aさんは断りました。するとCは態度を豹変させたのです。
「暇なあんたを当てにしてたのにどーしてくれんの?」
これまでさまざまな用事をやってくれたことへの感謝もなく激怒し始めるCを見ていたら、Aさんの堪忍袋の緒も切れてしまいました。
いつまでも黙っていると思ったら大間違い
Cに理不尽に激怒され、Aさんもついに応戦。
「勝手に当てにしたくせに、そんなに怒られる筋合いない!」
これまで言い返さなかったAさんが怒ったことで、Cも怯みます。その隙を逃さずAさんは続けました。
「どうせ暇でしょっていつも言うけど、家にいても暇じゃなくて仕事してるの!! これまで無理してこなした用事の分の時給請求するわよ!」
CはAさんの言葉に何も言い返せず、しょんぼり帰っていきました。そして二度とAさんに用事を頼むことはなくなったそうです。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。