近所付き合いは、難しいこともありますよね。特に、小さな子どもがいる家庭との間でのトラブルは珍しくありません。今回は、私の知人A子から聞いた、隣に引っ越してきた家族とのトラブル体験についてお話しします。

無断侵入と庭のトラブルが悪化

それから数日後、またしてもトラブル勃発!

今度はA子の庭にB子の子どもたちが無断で入り込み、DIY用に積んであったレンガを勝手に使って遊び始めたのです。

子どもたちはレンガの上に乗ったり、それを投げて破壊したりして騒いでいました。

A子はそのとき、家の中で気づかずにいたのですが、隣の高齢の男性がその様子を目撃!

男性はすぐに

「他人の庭に勝手に入ってはいけないよ!」

と子どもたちをビシッと注意し、その足で B子にも事情を伝えてくれました。

さすがに事態の深刻さを理解したB子は、子どもたちの行動を認め、ようやくA子に

「本当に申し訳ありませんでした」

と謝罪しました。

A子も隣の男性の助けがあったことで少しほっとし、これ以上のトラブルがないことを願うばかりでした。

謝罪のあと、これからの関係

この出来事があってから、B子は子どもたちの行動に気を配るようになり、A子との関係も少しずつ良くなっていきました。

最初のころのギクシャクした感じも薄れ、今ではそこまで大きな問題は起こっていません。

幼い子どもがいる家庭ではときに予期せぬトラブルがついてまわるもの。

お互いを少しずつ理解し合って、穏やかな隣人関係を築いていけるといいですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。