今はペットブーム。
癒しを求めてペットを家族に迎える人も多いのではないでしょうか?
我が家の近所でも犬の散歩をしている人たちを多く見かけ、ほほえましい気持ちになります。
これは犬の散歩をめぐる、ご近所トラブルを目の当たりにした筆者友人の体験談です。

犬に自然を感じさせてあげられない環境

私はある地方都市の住宅街に住んでいます。
町並みは整備されて、道路もすべてアスファルトかコンクリートで舗装されています。
この辺りには公園が少なく、その数少ない公園も犬の散歩は不可。
「愛犬に土の上を歩かせたり、自然を感じさせてあげたい」と
考える愛犬家には、住みにくい環境なのかもしれません。

逆ギレする飼い主

ただ一つ地面が土で草が生い茂った広場が、町内の神社の敷地内にありました。
いつからかその広場が、一部の愛犬家たちのドッグランになってしまったのです。

ほぼ毎日4~5組の愛犬家が、午前中に神社の広場にやってきて犬たちを遊ばせていました。

そこに来ている愛犬家の人たちの主張は
「犬はロングリードで繋いでいるから、自由に遊ばせても危険はない」

この広場は最寄り駅に通じる抜け道だったので、通り抜ける人が多くいたのですが、走り回る犬たちに躊躇して、通り抜けするのをやめる人たちも出てきてしまったのです。

中には飼い主たちに「危ないからここで犬を遊ばせるのはやめて欲しい」と声をかける人もいました。

すると
「犬を自由に遊ばせる場所がここしかないんです。遊ぶ場所を奪ったら犬がかわいそうだと思わないのですか!」
とキレ気味に言い返されてしまったそうです。