味付けって家庭ごとに異なりますよね。
よく聞くのが【母親の味】という言葉ですが、なかには自分の味付けをお嫁さんにも強要してくる厄介な姑もいるようで……。
今回は筆者の友人から聞いた、味付けにうるさい姑とのエピソードをどうぞ。

すると医師からは開口一番
「味の濃いものばっかり食べてない?」
と聞かれたのです。

私は姑の顔を伺いつつも、姑の味付けについて話すと、ため息をついた医師から衝撃の言葉が!

「味の濃い料理ばかりだと体にとっては悪いんだよ」
「とにかく高血圧の数値が酷い」
「もう少しで入院してもらうところだったからね」

その後

『そんなはずない、私は元気だもの!』と信じようとしない姑でしたが、医師からどれだけ今の状態が悪いか聞かされるとショックで何も言えなくなり。

「濃い料理はダメ」
「味付けを見直さないとだから」
と医師に強く注意されたのが効いたのか、姑は縮こまって落ち込んでいました。

それからは私の味付けに文句を言うこともなくなり、むしろ舌が慣れてきたのか『意外とおいしいわ』と褒めるようにまでなりました。

今では健康のためにジョギングに誘われるほど、仲良くなれています♪

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。