子どもの学校での様子が垣間見える授業参観は、親にとっても楽しみな行事。筆者の知人Aさんの夫は子どもが授業参観で親への手紙を読むと聞きつけ、「俺が行く！」と張り切って休みをとったそう。しかし、夫を待ち受けていた息子の手紙の内容は意外なもので……。
次の授業参観は親への手紙
Aさんは小学4年生の息子を持つ母。ある日、学校からの手紙を読んでいると、次回の授業参観の内容が親への手紙を読むという内容だとわかりました。何気なく夫に伝えると夫は意外にも張り切った様子です。
「俺休んで見に行くわ！ 手紙聞きに行く！」
夫は息子にも「俺への手紙を書け！」と言い、授業参観の日を楽しみにしているようでした。Aさんはこれまで学校行事には関心がなかったのに、珍しいこともあるものだと事態を見守っていました。
授業参観当日、ごきげんな夫
息子が父への手紙を読み上げるのを楽しみに、仕事を休んでまで授業参観に行くことを決めた夫。授業参観当日はとてもごきげんで、鼻歌を歌いながら身支度を整えていました。
いつもなら息子が家を出る時間には起きてもいないのに、その日は起きてきて息子に「手紙楽しみにしてるからな！」と声を掛けています。
息子は「行ってきます」とだけ小さくつぶやき登校していきました。Aさんも準備を整え、夫と2人で学校へ向かいます。息子の教室に到着すると、ちょうど息子の手紙を読み上げる順番がきていました。
息子の手紙の内容
息子は前に出て、手紙を読み上げます。