自分の事は棚に上げて、他の人が悪いと決めつける面倒な人っていますよね。先日友人から、クレームの犯人を自分だと決めつけられてひどい目に遭ったという話を聞いたのでご紹介します。一体なにがあったのでしょうか。

私がクレームの原因かも……

たしかにパートの中でも年上だし、最近入ったパートは私だけだから、A子の言う通り私宛てにクレームが入ったのかもしれないと思い、かなり落ち込みました。自分ではスメハラに対して対策していたつもりだったけど、意味がなかったのか……と反省もしました。

さらに、A子に直接「自分のニオイ気にしたほうが良いですよ?」と言われ、さすがに居づらくなりツラくてやめようかと思っていたある日、事件が起こりました。

再びクレームが入り真実が明るみに

再びご意見箱に、ニオイについてクレームが入りました。前回は誰を指しているのかわからなかったのですが、今回はクレーム相手が記名されており、その若手社員A子を名指ししていたのです。しかも、ニオイの原因は“煙草”で、汗の臭いや加齢臭などとは記載されていませんでした。

A子は以前に店長から勤務中の煙草は控えるよう注意されていたのを無視していました。就業中も店を抜け出しては隠れて喫煙していたのがバレ、さらに他のパートから私への根拠のない誹謗中傷をしていたことをチクられ、事務所で店長に怒られていました。

A子は要注意人物だった

他のパートさんたちから後日聞いたのですが、これまでも勝手に決めつけて悪い噂を流してパートをやめさせたことがあったらしく、A子はパートの中では要注意人物と思われていたそうです。店長に悪事がバレてよかった! これで改心してくれるといいんだけど……という話でした。
煙草を吸うのは悪いことではありませんが、吸っていい時と悪い時がありますよね。A子は翌週から裏方仕事に回され、年配社員に再教育されていました。

【体験者:50代・パート主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。