今年に入り、地震や大雨被害などが起こり、例年以上に災害に対する備えの重要性が高まっています。各家庭でも備蓄品の見直しや避難所の再確認などをするよう呼びかけられていますが、いまだに他人任せの困った人もいるようで……。今回は筆者のママ友から聞いたお話をご紹介します。

話を終わらせた人物とは?

めんどくさいなと思っていたら、それを聞いていた高校生の息子がA子の前に立ち、
「え? 備蓄って人任せじゃダメっすよ。それに、命かかってるんで自分の事は自分でしてください。自助っすよ、学校で習いました。聞いたことないっすか? 自助。うちはじいちゃんやばあちゃんもいるんで他の人の面倒なんて見る余裕ないっす」
多少荒々しい言葉遣いではありますが、ばっさりA子の話を斬ってくれました。

まさかの息子からの反論に、A子は苦笑い。居心地が悪くなったのか、用事を思い出したと言って帰って行きました。A子にも悪気はなかったのでしょうが、正論で気持ちよく論破した息子にスカッとしました!

【体験者:50代・専業主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。