今年に入り、地震や大雨被害などが起こり、例年以上に災害に対する備えの重要性が高まっています。各家庭でも備蓄品の見直しや避難所の再確認などをするよう呼びかけられていますが、いまだに他人任せの困った人もいるようで……。今回は筆者のママ友から聞いたお話をご紹介します。

家を耐震に立て替え

我が家は祖父が建てた古い2階建てから、耐震性能の高い3階建てに建て替えました。2、3階は我が家が使い、1階は私の両親が使っています。近所に住むママ友(築30年住み)は、新築の我が家を羨ましがりよく遊びに来ていました。

我が家が避難所!?

ある日、我が家にママ友たちが集まりお茶をしていた時のことです。遠方で立て続けに大きな地震があり、私たちも気を付けようと話をしていたのですが、A子が急に

「今集まってるママ友全員、災害の時はこの家に集合ね! 水害が来ても3階建てだから垂直避難もできて安心だし、地震だったら最新の耐震住宅だから安心!」
と言い出しました。

A子の暴走止まらず

悪ノリだと思っていたらあまりにもしつこく、
「そうだ、夫や義両親にも伝えなきゃ! 屋根裏倉庫に備蓄も大量にしてるんでしょ? 追加で2軒分くらい余裕でしょ! 持つべきものはママ友ね♡」
と一人で大盛り上がり。他のママ友たちは止めてくれようとしましたが、A子の暴走は止まりませんでした。