日頃、身に着けるということもあって、ファッションには嗜好が顕著に現れますよね。
だからこそ、他人のファッションを否定することなく、尊重するのがマナーというものでしょう。
しかし残念なことに、ファッションの在り方に対して口出しされてしまうケースもごく稀にあります。
そこで今回は、筆者の体験談をご紹介しますね!

劣等感の裏返し

その職場を辞め、Yとの縁もすっかり切れた私。後日、元職場の仲間から、とある話を聞きました。
「Yさん、洋服にかなりのお金を掛けていたんだけど、話によると借金まみれだったらしいわよ。クレジットカードで無理なローンを組んでいたみたい」

Y自身、服に対するこだわりが強かった為に、ローン地獄に陥ってしまったようです。
そんなコンプレックスのストレスもあって、私に意地悪な発言をしたのかもしれません。

人それぞれファッションにこだわりはあると思いますが、自分の好みに合わないからといって他人を否定するような発言をしないのが大人のマナーだと、改めて実感したエピソードでした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。