最近の学校の運動会の昼食は、子供たちは教室でお弁当や給食を食べて、保護者とは別々のスタイルもあるようですね。
昔ながらの家族そろってお弁当の場合、お弁当作りがプレッシャーに感じる方もいるのではないでしょうか。これは筆者の知人女性の体験談です。
昔ながらの家族そろってお弁当の場合、お弁当作りがプレッシャーに感じる方もいるのではないでしょうか。これは筆者の知人女性の体験談です。
早起きして6人分のお弁当作り
我が家と義実家は歩いて5分ほどの距離にあり、子供たちの学校の行事は義両親とそろって参観するのが習慣になっています。
これは私の子供たちが娘が小学5年生、息子が小学2年生の運動会の時の話です。
うちの子の小学校の運動会は子供たちと保護者が校庭で一緒にお弁当を食べるので、私は義両親2人、私たち夫婦2人、子供たち2人、合計6人分のお弁当を朝5時に起きて作ります。
私は料理が苦手です。
子供たちが喜ぶように好きなおかずをメインに、彩りも考えながらお弁当を作っていますが、見た目は今ひとつ。
運動会のお弁当の時間は私にはとても憂鬱な時間でした。
義母のお弁当チェックに娘が反撃
運動会のお弁当の時間をさらに憂鬱にすることがありました。
料理が得意な義母が周りの家族のお弁当の中身をチェックするのです。
私の作ったお弁当と見比べては
「周りのおうちのほうがお弁当が豪華ね」
とチクチク嫌味を言ってきます。
毎年のことなので聞き流すようにしていましたが、この年は娘が義母の嫌味に反撃しました。
「お母さんは私たちが喜ぶように、好きなおかずをたくさん作ってくれているんだよ! 豪華とか関係ないじゃん!」
義母に悪気はなかったのかもしれませんが、娘のいつになく強い口調の言葉に言葉を失い、静かにお弁当を食べ始めました。