知人のA子は、義姉から自宅を託児所代わりにされていました。モヤっとしながらも受け入れていたA子ですが、その日預けられた義姉の娘の様子が、どうやらおかしい……。「どうしたの?」と尋ねると、驚きの展開が待っていました。

義姉の言葉にポカーン

義姉は、「あの子の誕生日、忘れてたわ」とあっけらかんとした表情で答えました。
プレゼントもケーキも、夫婦そろって用意していないと言うのです。

A子は「私が送ったメールは読んだ? ケーキくらい帰る途中で買ってこれるでしょ!?」と言ったけれど、「う~ん。今日は疲れてるから、明日するわ」と信じられない発言をするB美。
あまりの言葉に、「誕生日は今日なのに、かわいそうよ」とA子が責めると、「忘れてたんだからしょうがないじゃない!」と、B美はふてくされてしまいました。

義姉の娘が不憫すぎる!

親に誕生日を忘れられたB美の娘を、不憫に思ったA子。
「ちょっと留守番していて!」とB美に伝えて、出かけていきました。
そして閉店間際のお店に駆け込んで、ケーキとチキンを購入。
即席ですが、B美の娘の誕生日のお祝いをすることにしたのです。

B美は「よかったわね~。ケーキ、おいしそう」と娘に声をかけ、しれっと参加していました。
そんなB美にイラっとしたけれど、B美の娘は喜んでくれて何とかホッ。
確かに息抜きも大切かもしれませんが、我が子の誕生日を忘れるとは。忘れていたのならせめて娘に対してフォローはしてほしかったですよね。非常識すぎるB美にあきれ果てたA子は、今後子どもを預かるべきか、考え直すことにしたそうです。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。